MEiSHi 自己紹介するメッぃシ入れ
名刺交換はしても、なかなか名前を覚えてもらうのは難しいですね。そんな時は、名刺を出そうとすると、ピカピカ光って、テーマ曲が流れたり、面白い声で自己紹介しちゃう名刺入れがあればインパクト大!ビジネスが上手くいこと間違いなし!?
レーザーカッターで皮の名刺入れを自作した際、もっと色々なことができる名刺入れがあったら面白いな、と思って工夫してみました。
皮には電導性糸、紙の名刺にはAgICペンと、素材を生かして、「おっ、ちょっといいね」と言ってもらえる素朴な味に仕上げました。
名刺入れ(LEDを仕込んでおく)
名刺(AgICなどで裏に通電する線を書いておく)
通電する糸
名刺入れのホックの部分にLEDを指します。中側で、LEDの長い線をGPIOタグのVout、短い方をGNDに指しておきます。
通電する糸を使って、名刺入れの両サイドに糸を通します。名刺入れの中に入れた糸を、各サイドからGPIOタグのDigital InとGNDにつないでおきます。
各サイドに通した糸の上部分は、名刺が乗る部分にアルミテープで貼っておきます。
GPIOタグの差し込みの拡大写真です(LEDはVoutとGNDに、糸はDigital InとGNDに)
糸が他の端子に交わらないように、名刺入れの中にうまくしまっておきます。
名刺の裏側に、写真用光沢用紙を貼ります。そこにAgICペンを使って、名前など、ひと続きで通電する線を書いておきます。
自分の名刺を載せたときに(書いた光沢用紙部分は裏になって)名刺と名刺入れのアルミテープがちょうど通電するよう位置を合わせます。
名刺裏のAgIC線が、名刺入れの両サイドのアルミテープにくっつくように名刺を出すと、通電して、名刺入れのLEDが光って、声が出ます。
ちなみに図柄の絵はラインスタンプにもなっていて( http://ktri.ps/BagaVatiLineS )、私は声を吹き込む時に、インド式挨拶「なますて~」と入れました。
Digital InをHigh > Lowに設定。それに連動して、Voutを数秒継続させるか、点滅させます。
面白い効果音や、娘の声で「はじめまして、わたしは○○です!」などと声を吹き込んでおきます。
名刺を置いて、Digital Inが通電すると、喋って自己紹介の役に立ってくれます!
小学生の息子、娘と一緒にMakerしています。
MESH好きが高じて、色々な作品の作り方本MESHBOOK (http://ktri.ps/MESHBOOKj)をAmazonで自己出版しています!