かめのこレース MESHを使った簡単なゲームの作り方
旗を振って、かめのこを応援しよう。
旗を4回降ると、かめのこがちょっとだけ走るぞ。
先に海(ゴール)へたどり着いた方の勝ちだ。
海亀の子供達は浜辺で孵化をして、海へ向かうまでの間に多くの外敵に狙われます。一生懸命生きようとする海亀の子供達を、ひょいと拾い上げて海へ放したくなりますが、自然への干渉を最小限にと考えると、私たちは応援することしかできません。
そんな感覚をゲーム化することによって、子供でも楽しく、直感的に学ぶことが出来るようにこのゲームを制作しました。
応援フラッグ
・木の棒×2
・布×2
・厚手の両面テープ
うみがめ
・ウミガメのこどものぬいぐるみ×2
・モーターギアセット×2
・木板(かめの足を作ります。)
・厚手の両面テープ(かめをくっつけます。)
まずは応援フラッグを作ります。
旗にして振りやすいサイズの木の棒を用意しましょう。
今回は流木を使用しました。海辺に打ち上げられているような流木を使うと、海の雰囲気を演出できますね。
厚手の両面テープを用いて動きタグをくっつけます。薄手のものを使用すると、曲がった面には貼り付けられないので、必ず厚手のものを使用してください。
しっかりと木の棒にくっつけられたら、布を巻きつけます。ギュッとしばって、振っても取れないようにしてくださいね。これで旗は完成です。
今回は帆布の端切れを使用しました。帆布はその名の通り、帆船の帆に使われるために作られた布です。これもまた海の雰囲気が出ますね。
次はかめのこをつくりましょう。市販のギアーボックスを使用しています。ギアーボックスを説明書通りに組み立てます。
今回はタミヤ社のエコモーターギヤボックス(3速タイプ)を使用。38.2:1のギア比で組み立てております。
次に「かめっぽい動き」を演出するための「足」をつくります。今回は木を使い、ギアボックスに付属のアタッチメントに両面テープで貼り付けました。
最後にかめのこのぬいぐるみと、GPIOタグを両面テープでくっつけて完成です。
MESHアプリでレシピを組んだら、かめのこを応援しましょう。
無事にゴールにたどりつけるかな?
動きタグが付いた旗を振ると、その回数をカウントします。4回にカウントが達するとGPIOタグからモーターへ約1秒間だけ、電気が流れます。
MESHの中の人の一人。個人制作でもMESHを使ったものづくりをしています。海と流木が好き。