ベッドから出ずには止められない目覚まし
朝の気持ち良い目覚めを、Hueの優しい光と小鳥のさえずりで演出してくれます。
ただし、この目覚ましはベッドから離れた洗面所まで行って、ボタンタグを押さないと止められません。
週末彼女が家に泊まりに来るのですが、目覚ましをセットしていてもすぐに止めてしまい、また布団にもぐりこんで寝てしまいます。
その結果、私が無理にでも起こさない限り、お昼すぎまでずっと寝ていることがしばしばあります。
そこで、目覚ましの停止ボタンとして、ボタンタグを洗面所の近くに設置し、そこまで行かないと目覚ましを停止できないようにすることで、目覚ましを止めに行ったついでに、顏を洗って目を覚ましてくれることを期待して、この仕組みをつくりました。
また、彼女は非常に寝覚めが悪いので、少しでも気持ちよく起きれるように、優しい光と小鳥のさえずりで起こしてあげようと思いました。
・Hueランプ x 1
・ボール型ランプカバー x 1 (Hueを中に入れて利用します)
・両面テープ (洗面所近くの壁にタグを設置する際に使用します)
洗面所前の壁に、ボタンタグを両面テープで張り付けて設置します。
枕元にボール型ランプカバーに入れたHueランプと、MESHアプリを実行したiPhoneを設置します。
MESHアプリはバックグラウンド設定を有効にして、画面を消していても動くようにしました。
MESHアプリのキャンバス上で、回路を作成します。
作成する回路やタグの設定は、以下に表示されているキャンバスの画像や説明を参考にしてください。
また、小鳥のさえずりの音については、MESHのデフォルトの音としては用意されていないので、自分で録音して設定しました。
タイマータグの「指定のタイミングで」機能を、土日の朝9:00に反応するように設定し、指定の時間になるとHueを点灯させると共に、「一定の間隔で」機能で音を繰り返し鳴らし、目覚まし時計のアラームを実現しています。
洗面所前のボタンタグが押されると、音を繰り返し鳴らしているタイマータグの動作を停止させ、Hueも消灯させます。
大学時代には生物学を専攻していましたが、現在はソフトウェアエンジニアとして電気メーカーで働いています。