おかしなお薬ケース
薬嫌いな子どももつい持ち運びたくなるお薬ケース。お菓子も入ってるし、扇風機もついてるよ。
薬嫌いな子どももつい持ち運びたくなるお薬ケース。お菓子も入ってるし、扇風機もついてるよ。
GPIOタグ、ボタンタグ、お菓子の箱、モーター、アルミホイル、プロペラに使う厚紙、各配線
素材を用意します。先にも記述した通り、GPIOタグ、ボタンタグ、お菓子の箱、モーター、アルミホイル、プロペラに使う厚紙、各配線を用意します。プロペラはダンボールで制作しても風が十分に発生したので、厚いものであれば大丈夫です。また、お菓子の箱は手のひらと同じくらいか、それよりも大きいものがいいです。
箱の中に、配線を繋いだGPIOタグとお菓子と薬を入れます。
箱のフタの部分には、開閉時に接触するようにアルミホイルを設置します。
扇風機部分となるモーターを箱につけます。セロテープでもつきます。
裏はこんな感じ。配線を箱から通すために、箱に少し穴をあけるといいですよ。
朝に持っていくことを忘れないように、薬を持っていく日をGoogleカレンダーに設定します。これがないと朝に知らせてくれません。
MESHのフローチャートを上のようにします。
左上は、アルミホイルが触れることでLINEに通知が届く設定
右上の2個は、ボタンを押すことで扇風機が回る設定
1回押すと回り、2回押すと止まります
一番下は、Googleカレンダーの予定から朝に音声で教えてくれる設定
アルミホイルが触れるとこのように通知が届きます。
授業内で同じ学年の学生同士で相互評価をしました。
楽しさ、意義、出来を5段階で評価しました。楽しさは、体験してみて楽しい装置になっていたかどうか、意義は、センサーを効果的に使用していたかどうか、出来は、完成度が高いかどうかです。
実際に体験させて、扇風機がターゲットの子どもに対していい装置だったという意見が多かったです。楽しい機能で子どもの注目を集めることに成功しました。
箱のフタ部分のアルミホイルが誤作動しないように、薬を飲む時間を設定して、その時間にしか通知がこないようにできます。また、Googleカレンダーが反応して流れる音声は、自分のわかりやすいものにしましょう。ボタン操作で扇風機が動きます。
大学の授業の一環でMESHに触れました。