1人でも安心!薬の飲み忘れを防止しよう
子どもの薬の飲み忘れを防止し、子どもがしっかり薬を飲んだか確認するために、親にリアルタイムでLINEが届きます!
日本では、少子高齢化や人口減が進んでいます。そのため、結婚し、子育てをしながら働く女性も増加し、子ども一人で薬を飲まなければならない状況が増えています。
そこで、遊び盛りの小学生が遊びに夢中になって薬を飲み忘れないために、MESHを使用して、飲み忘れを防止できるレシピを制作しました。
・薬
・アルミホイル
・ビニルテープ
・GPIOタグ配線用のワイヤー2本(ワニぐち)
指定した時間になると、iPadから音楽が流れ、ボタンタグを1回押すと音楽が止まります。それと同時に、あらかじめ録音しておいた音声が流れます。装置にセットしてある薬を取り出すと、親にLINEが送られます。
まずは、素材をそろえます。アルミホイルを5cm×7cmの長方形にして厚さ2ミリ程度に形づくります。作った長方形のアルミホイルの3辺にビニルテープを貼ります。次に、ビニルテープをアルミホイル横幅程度に切り、粘着面が無くなるように折り曲げます。アルミホイルとビニルテープの間に薬を差し込めるように、折り曲げたビニルテープの幅を調整しながら左右をテープで止めます(写真の黄色枠参照)。
GPIOタグを、薬と作成した装置に接続します。GPIOタグの2番のと薬を配線し、6番とアルミホイルを配線します。
次にMESHの設定を行います。
タイマータグを「指定のタイマー」にして時刻を、薬を飲んでほしい時間に設定します。スピーカータグは「再生する」にして、自由に曲を設定します。右側のスピーカータグを「再生する」にして、サウンドを「薬を飲んでね」など自分で録音して、録音した音声が流れるようにします。LEDタグは「点灯する」にして、好きな色に設定します。LINEタグは「メッセージを送る」にして「送信テキスト」には薬を飲んだ時に送られてくるメッセージを設定します。
iPadのそばに、ボタンタグ、LEDタグ、作成した装置を置きます。
薬を飲む時間になったら流れる曲は、子どもが好きな曲を選曲しておくと、より子どもの意識を引きやすくなり、飲み忘れ防止の効果をより高めることができます。
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