スマホが使えない4歳児でも、自撮り写真付きLINEが送れる!
サイコロを回すだけで、子供が自分の写真付きのLINEを父親に送れるツールを作りました。
MESHに加え、Raspberry Pi MESH Hub とPythonを使って、「写真を撮る→即時にLINEへ送信」実現しています。
デジタルコミュニケーションツールはどんどん進化するのですが、それを使えない人々(幼児やお年寄りとか)もたくさんいるなと。
何かの調査では、平日父親が子供(幼児)と話す時間は平均20分と言われていて... 離れてても直接コミュニケーション取れると楽しそうだなと思って作ってみました。
【機材】
Raspberry PI 3 model b
webカメラ(ロジクール c270)
【動きタグ】
上、下などの向きに対して、LINEで送るメッセージを設定する。
【Raspberry PI(MESH HUB)セットアップ】
下記ページを参考にセットアップ。
https://support.meshprj.com/hc/ja/articles/115001888374
別のスマホを使って、「動きタグ」と「Raspberry PI」を接続する。
【Raspberry PI(MESH HUB)webカメラで撮影】
c270とRaspberry PIをUSBで接続。
PythonとopenCVを使って、写真を撮るプログラムを構築。
参照) Python版OpenCVでカメラ画像を表示・保存。
http://my-web-site.iobb.net/~yuki/2017-09/raspberry-pi/capture/
【LINE notifyに登録し、Pythonから画像つきLINEを送る】
まずはLINE notifyが使えるようにセットアップ。
参照)[超簡単]LINE notify を使ってみる。
https://qiita.com/takeshi_ok_desu/items/576a8226ba6584864d95
アクセストークンが取得できたら、LINEを送る部分をプログラム
参照)PythonからLINE NotifyでLINEにメッセージを送る
https://qiita.com/tadaken3/items/0998c18df11d4a1c7427
【③④を一連にまとめ、API化する】
Pythonのライブラリ、Bottleを使ってサーバを立てAPI化。
http://192.168.1.XX:8080/api/message/XXXXXXXXXXXX
みたいなURLにアクセスすると、3),4)が実行されるようにする。
【⑤で作ったAPIと「動きタグ」を繋げる】
動きタグが動作した時、⑤のAPIが動作するように繋げるためのカスタムタグを作る。
動きタグからのパラメータをAPIへ送信するために利用する。
https://qiita.com/mayfair/items/50bf4521cc8dc52a83e9
【完成】
最後にダンボールやレゴブロックで作ったサイコロの中に動きタグをいれて、子供でも分かるマークを入れたら完成!
【構成】
Raspberry PIのMESHレシピ設定画面です。
※画像上はボタンタグになっていますが、実際は動きタグにて作っています。
動きによってLINEに送る文章を変更できます。
例)上を向けると「なんじにかえってくる?」など