愛が深まるペアで箱なお化け屋敷「LoveHorrorBox」
箱型お化け屋敷「LoveHorrorBox」をかぶると、あなたの視覚、聴覚はこの箱に支配されます。箱の恐怖に負けずパートナーに再会できた時、2人の愛はさらに深まっていることでしょう。
「LoveHorrorBox」で、恋人、家族、親子などさまざまな愛を確かめてみてはいかがでしょうか?
怖いだけではなくクスッとなるような小さいお化け屋敷を作ろうという所からスタートしました。さらに、「1人より2人で楽しめるもの」「最後に2人が喜べるもの」「見ている周りの人にも分かりやすいもの」というアイデアを加え、MESHを使った新しいお化け屋敷制作に挑戦してみました。
・ダンボール x 2
・モーター x 2
・発泡スチロール
・ビニールシート(黒)
材料を準備します。
ダンボールは立方体に近いものを使用。(写真は32×32×32cm)
ダンボールの底に頭を入れるようの穴を開けます。
また、雰囲気を出すために黒く塗装します。
MESHなどの機材を格納するために、ダンボールの内壁で仕切られた空間を作ります。
発泡スチロールでレールを作成して、内壁を取り外しやすいようにしました。
暗さを保つために、ダンボールの底に切り込みを入れたビニールシートを貼り付けます。
内壁に仕切られた空間に、各機材を設置。
前方:動きタグ、iPad(iPadのカメラで撮影できるように穴を開ける)
後方:GPIOタグとモーター、LEDダグ(LEDの光が外からも分かるように外壁に穴を開ける)
フタを閉めればハードウェアの完成です。
ソフトウェアは、基本的にはタイマー制御でナレーションを順番に再生させ、各タグを次のように使用しました。
・ボタンタグ:ストーリー開始、停止の制御
・動きタグ:振動を感知してスピーカー再生
・GPIOタグ:モーター制御
・LEDタグ:ゲームオーバーの通知
最初はこの様なキャンパスで動かしていましたが、テストを重ねる中で運営側の手間を減らすためにソフトウェアタグを活用して機能を拡張させました。
ボタンを押すとゲームが開始します。ストーリーに沿って、録音したナレーションが順番に流れる仕組みです。マイクで音を感知するとゲームオーバーになります。シグナルのON/OFFを設定できる簡単なソフトウェアタグを作成して、ゲームをいつでも中断できるようにしています。キャンパスを限界まで使ってみました。
目黒の会社で働いている有志が集まってプロトタイピングに挑戦しています。