自動で説明を開始する展示台

Pemak
2017.08.24

商品を手に取ると、MESHの明るさタグが検知して、その商品についての説明を音声で流します。元の場所に戻すと音声は止まります。
必要に応じて手に取った回数を測ったり、一定時間商品が元に戻されないと、別のメッセージを流すなど、状況に応じてアレンジ可能です。

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レシピの生い立ち

お店にお客さんが増えてくると、嬉しい反面、お客さんへの対応が間に合わないことが多々あります。そんなとき、商品自身が自己紹介してくれればなぁ。と思ったことがあり、制作にいたりました。
大きい商品であれば人感タグ+Bluetoothスピーカーを使い、商品自身が自己紹介するようなものも作れるはずですが、今回は汎用性を考え、「台」という形で制作しました。

このレシピに使用したMESHブロック
このレシピで使う素材

・木板(今回は4mmのMDF材を使用。)
・ボンド
※MESHタグは1台に対して明るさタグ1つを用意してください。

必要に応じて
・給電用ケーブル
・給電用ACアダプタ

作り方
1

木板をレーザーカットします。
アクリル板でもOKですが、その場合は組み立ての際に、アクリル板用の接着剤を使用してください。

また、市販の展示台に穴を開けて、明るさタグを仕込むのも、ひとつの手としてあります。

2

ボンドで接着し、組み立てます。中に明るさタグがピッタリとはめられるようになっています。

3

商品を台に載せます。今回は小型の台を制作しましたが、必要に応じてサイズを変えてください。

4

商品を手に取ると、明るさタグが反応し、事前に録音しておいた説明を再生します。
元の位置に戻すと再生が止まります。

5

常設する場合は給電ケーブルをつなげてあげてください。
必要に応じて穴の部分は透明アクリルでカバーをしてあげてください。

6

効率化された時間は、より違う作業に使うことができますね。

基本的には

ふさぐものが無くなったら→録音しておいた説明が流れる。
ふさがれたら→再生を止める。

ですが、必要に応じてカウンターを用いて商品が手に取られた回数を数えたり、メールを送ったりと、適宜アレンジします。

作者プロフィール
Pemak

MESHの中の人の一人。個人制作でもMESHを使ったものづくりをしています。海と流木が好き。

MESHってなに?

MESHは、センサーやスイッチなどの機能と身近なものを組み合わせてさまざまなアイデアを形にできるツールです。 難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。IoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みも簡単に実現します。

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