おはよう!あなたのサポートMESH
『あなたの朝に最高の目覚めを』
朝、ひとりで起きるのがつらいとき、タイマーで自分の好きな音楽が流れ、起きた時の気温に応じたメッセージが届きます。
人感、明るさ、温度・湿度の3つのブロックの機能を活かしたMESHのレシピを作成するにあたり、それぞれの利点を考えた。人感は、人の動きの判定ができる。明るさは、日の光や家の照明の判定ができる。温度・湿度は、現在の気象、室温等の情報を知ることができる。これらから、生活に寄り添ったプロトタイプを作成した。
①対象ユーザーの設定とコンセプト
本レシピは、一人暮らしの学生を対象ユーザーとして設定した。
コンセプトは「心も体もMESHがサポート」である。具体的には、「一人で起きる朝は寂しい」という心の面と、「時間通りに起きたいけどなかなか起きられない」「体調管理や服を決めるために、温度、湿度を知りたい」という体の面の両方を、おはよう!あなたのサポートMESHで補うというものである。
②タイマーによるアラーム機能
タイマーを「指定のタイミングで」に設定し、時刻と繰り返しの設定をする。
その後ろにミュージックをつなぐ。ミュージックは「再生する」にし、プレイリストの選択、動作を「再生」、リピートやシャッフルのオン/オフを設定する。
③明るさを感知してアラームが停止する機能
明るさブロックを「明るさが変わったら」に設定し、明るさを「4(照明)-10(日光)」に設定する。
その後ろにミュージックをつなぐ。ミュージックは「コントロール」にし、種類を「一時停止」に設定する。
④人の動きを感知して気温・湿度を測り、通知する機能
人感ブロックを「感知したら」にし、間隔を3秒に設定する。その後ろに温度・湿度ブロックを2つ作成して、それぞれ「温度を確認する」「湿度を確認する」に設定して人感ブロックとつなげる。範囲はそれぞれ「ー10ー50」「0-100」とする。
Andを作成し、設定を「同時に」、時間範囲を1秒にし、温度・湿度ブロックを入力1、入力2にそれぞれつなぐ。その後ろに通知をつなぐ。設定は、「通知する」にし、温度・湿度を表示するメッセージを入力する
⑤気温ごとに異なるメッセージの設定
温度・湿度ブロックを3つ作成し、「温度と確認する」に設定する。さらに、温度の範囲をそれぞれ「0-14」「15-20」「30-40」に設定する。
通知を3つ作成し「通知する」に設定する。それぞれ温度・湿度ブロックにつなげ、温度によって異なるメッセージを入力する(「熱中症に注意しましょう」「今日は過ごしやすいでしょう」「今日は寒いので暖かくしましょう」など)。
⑥時間差で気温・湿度に関するメッセージが通知として届く機能
タイマーを3つ作成し、「待つ」に設定する。時間を1秒に設定し、温度・湿度ブロックと通知の間にそれぞれつなぐ。
また、温度・湿度ブロックの前に人感ブロックをつなぐ。
⑦通知と同時に音声として同じメッセージが再生される機能
スピーカーを3つ作成し、「再生する」に設定する。通知で入力したメッセージと同じメッセージを録音し、それぞれのサウンドとして設定する。そして、3つのスピーカーを通知の後ろにそれぞれつなぐ。
通知のメッセージのほかに、任意のメッセージ(「今日も一日頑張りましょう」など)を別のサウンドとして、先ほどのスピーカーの後ろにつなげるのも良い。
朝、指定した時間にタイマー機能で自分の好きな音楽を流すことができる。その後、部屋の照明またはカーテンを開けて入ってくる日の光を明るさブロックが感知することで、「起きた」と認識し、音楽が停止する。部屋を歩くことで人感ブロックが反応し、気温と湿度を測り、それに対応したメッセージを言ってくれる。
大学生