MESHiori 光って喋って読書を促す、メッしおり

何気ない紙のしおりが、光ったり、「読んでくれてありがとう」とか「続きを読んで!」と喋ったら面白いと思いませんか?
そんなアイデアで、回路になるAgICペンで絵を描いて、本に挟むと動作するようにしました。
シンプルなものから、飛び出す絵本風、布製のしおりまで、想像力が膨らみ、笑顔が生まれるしおりです。

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レシピの生い立ち

紙の本「MESHBOOK」を自己出版した際に、紙ならでは良さ、便利なところがないかと考えて、本の頒布の際のノベルティしおりにしようと考えました。
実際Maker Faire Tokyoの頒布会では、その場で子ども達にしおりの図柄を描いてもらい渡したところ、大変好評でした。

このレシピに使用したMESHブロック
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このレシピで使う素材

・AgICマーカーと(写真用)光沢用紙
・LED
・細い小さい針金
・(布を使ったしおりでは)布と電導性の糸

作り方
1

(写真用などの)光沢用紙を使い、それを短冊型、しおりの大きさに切ります。光沢用紙は、電気が流れるAgICペンで回路が書けますので、お互い交わらない二つの絵、字、線などを、そのペンを使って書きます。

2

LEDの長い方をMESH GPIOタグのVout、短い方をGNDに差します。
しおりに書いた(交わっていない)二つの線を、ひとつはDigital Inにもう一つはGNDに繋ぎます。(書いた線の端に、細い針金を付けてMESHに差しやすくするといいです)

3

本にしおりを挟めば、しおりの端がたたまれて、二つの線が交わり、通電します。それにより、LEDが光って、「読んでくれてありがとう!」と喋ってくれます。そのままで一定時間(次の日の同じ時間など)たった後に、再度LEDが点滅して「積ん読だけじゃなく、続きを読んで!」などと喋って、読み忘れを防止してくれます。

4

このようなシンプルなものは、子どもと一緒に作ることができて、楽しいですね。
もうちょっと凝ってみて、飛び出す絵本風でもっと派手に光るしおりもつくりました。
飛び出したクマちゃんがスイッチ代わりになって、しおりの色々なところが光ります。

5

そして更に、縫って電気が通せる糸を使って、布型のしおりもつくりました。
こちらは、読んだところまでを差しておくと、読んだ量に応じて「いま真ん中あたり、これからが楽しいところ」とか、「クライマックスまであと少し、続けて読んで!」と喋ってくれます。
(IFTTT又は拡張タグの)天気予報タグも入れて、朝になって晴れなら「今日はいい天気だよ。外で読書が気持ちいいね。」、雨なら「晴耕雨読にうってつけ!」などと喋ってくれる、おせっかいな機能も簡単に追加できます。

Digital InがHighからLowになると(本を閉じて通電すると)、Voutが入り、LEDが光り、「読んでくれてありがとう!」などの声が出ます。
その後一定時間経ったあと(24時間など)、再度Voutが入り、LEDが点滅して「積ん読だけじゃなく、続きを読んで!」と読書を促してくれます。

作者プロフィール
Ktrips

小学生の息子、娘と一緒にMakerしています。
MESH好きが高じて、色々な作品の作り方本MESHBOOK (http://ktri.ps/MESHBOOKj)をAmazonで自己出版しています!

MESHってなに?

MESHは、センサーやスイッチなどの機能と身近なものを組み合わせてさまざまなアイデアを形にできるツールです。 難しいプログラミングや電子工作の知識は必要ありません。IoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みも簡単に実現します。

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