超簡単。GPIOで紙コップ風車を回して遊ぼう
初めてGPIOを使う人にもわかりやすく、身近にある素材でできるおもちゃです。幅広い年齢が参加するワークショップで作る作品としてもおすすめです。
なかなかGPIOブロックを使う機会がなかったのですが、「はじめてのMESH GPIOキット」ガイドブックを読んで、子どもと一緒に考えて作りました。「レッスン4 モータードライバで制御する」を参考にするとよりわかりやすいと思います。
紙コップ、割り箸、木端材、布テープ、セロテープ、つまようじ、GPIOブロック用モータードライバ*、ギアドモータ*ー、電池ボックス*、単三電池x2(*「はじめてのMESH GPIOキット」に同梱)
風車の動きを制御する部分を組んでいきます。
1.ギアドモーター
2.電池ボックス
3.GPIOブロック
4.モータードライバー
GPIOブロックと、モータードライバーを接続します。ブロックの向きに注意してください。ピンを折ったり曲げないようにていねいに。
ギアドモーター、電池ボックス、モータードライバーと図のように配線してつなぎます。
1. ギアドモーターの黒線(OUT2)
2. ギアドモーターの赤線(OUT1)
3. 電池ボックスの黒線(GND)
4. 電池ボックスの赤線(VM)
配線したら、マイナスドライバーでネジ(矢印の部分)を4ヶ所回し固定します
プロペラ部分を作ります。紙コップに切り込みを入れて広げます。中心の部分に千枚通しなどで穴を開けます。
マーカーで好きな色を塗りましょう。
回った時に風が起こるように少し羽を折り曲げます。
穴につまようじを差し込み、セロファンテープで固定します。
割りばしと木端材で作った土台に、電池ボックス、GPIOブロック、ギアドモーターを取り付け、布テープでしっかり固定します。配線がプロペラと当たらないように、調整つしてください。つまようじをギアドモーターの軸に差し込んでプロペラとモーターを固定します。
もし風車を回した時に風が出てこない場合は、回転が逆向きになっているかもしれません。その場合は、モーターの反対側の軸にプロペラを差し込んでください。
1から6はボタン、人感、動きブロックからさまざまなアクションを受け取ります。7に接続すると、反応して風車が回ります。8に接続すると風車が止まります。お好みで接続を組み替えて遊んでください。
ワークショップ向けの詳しい資料はgithubで公開しています。
https://bit.ly/34NDmRx
プログラミングやデザインを教える仕事をしています。二児の父。
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プログラミング教室もやっています。
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